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簡単にできる袖だたみ
もうひとつ、着物のたたみ方で「袖だたみ」ってのがある。やり方はすごく簡単(というか、テキトーにたたんでるだけ?)だし、自分が座る(立つ)スペースさえあればどこでもできるので、一時的にたたんでおく場合などにけっこう便利。
オレの場合は、季節モノなど何ヶ月も着ないのは本だたみで収納し、とりあえず邪魔だから、程度のモノは袖だたみで片付けてる。あと、長襦袢は全部このたたみ方にしてるよ。
日常着なら袖だたみでも充分かと。
このたたみ方は、一般的な洋服のたたみ方に似てる……というか、そのもの。
[1-1]裏返した状態。背中の縫い目を中心に背中側へ半分に折り、肩〜横の縫い目同士を重ねるだけ。
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[1-2]背中の折り目を中心に折り返した状態。[1-3]肩〜横の縫い目同士を合わせて、手に持ってパタパタしてやれば勝手にこんな感じになる。
[1-4]実物の襟部分拡大図。背中の部分が少し表へ出るんだけど、これは着物の構造上そうなるので気にしなくてOK。
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[1-5]あとは袖を一緒に折り返して、[1-6]折り返した状態。
[1-7]裾を袖のほうへ折り返してやれば、
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[1-8]ハイ、かんせー。図のように襟の一部(羽織と長襦袢は上だけ)が飛び出すけど気にすんな。[1-9]ひっくり返すと実物ではこのようになっている。都合でさらに半分に折ってもOK。
Last 2010/03/14. Copyright (C) since 2007 バカガエル.