kimono-Wa-Fuku

トップページ>寝言戯言

バカガエルの寝言戯言:

オレの勝手な推測や意見ばっかなので、テキトーにさらっと読み流しておくれ。なお、特に注釈がない場合の服装は和服ってことで。

2月28日:

オレが考えすぎなのかどうか知らないけど、最近の和服好きには「生活臭がない」気がする。

オレは部屋着で和服(着物)を着ている。言ってみりゃオレにとって和服は生活衣料品レベルまでなってる。だから和服の話というか考え方が、生活衣料 品、日用品スタートなわけ。例えるなら、風呂上がりに近所の赤提灯におでん食べに行くのに着るようなもんだよ。家でテレビ見ながら晩酌でもいいや。

でもその手の人らのは、小洒落た居酒屋に行くだとか「お出かけファッション」がスタートになってることが多いわけ。

一番わかりやすいのが「和服を着る機会」というやつ。オレは家でも着てるから「着る機会なんていつでもある、家で着ればいいじゃん」だけど、その人らは「着る機会がなかなかない」と言う。お酒は飲みたいけどお酒を飲む機会がなかなかないって意味わからんでしょ。

着る機会に関連して言えば「正月だから和服」と「いつも和服だから正月も和服」の違い。正月なので和服を着てみました!ってのはわかるけど、オレからしたら、正月に和服を着ることは特別なことでもなんでもないんだよ。だっていつも和服なんだから。

どんな形であれ、和服を着る人が増えてくれるのは嬉しい。正月の初詣に行ったら和服の人がうじゃうじゃいるのとか死ぬまでにいっぺん見てみたいもん(笑)でも正月が終わったらだーれも着てないんだよ。高級志向の頃となんも変わってないんだよなあ。

和服が生活衣料品になるのは、オレが生きてるうちは無理、いや、ずっと無理なのかもね。

1月26日その2:

※文中に出てくる関東仕立て関西仕立てについては、ウチにある「襦袢(長襦袢)」で解説してあります。

で、毎度のことながら古着屋で買ってきた長襦袢(絹物の袷仕立て)。買う時に確認するの忘れててあとで確認するとやっぱり関東仕立てだったというね。仕方ないので、半衿をつける部分だけ関西仕立てのように斜めに襟のようなものを付け足してみた。

付け足した長さは約30センチほど。襦袢の襟を挟むように普通の綿生地(はぎれ)を縫い付けただけで、特に何かしてるわけじゃない。縫い付けた位置 は、襟の中心(=背中心)から左右約20センチずつ離した位置。この20センチってのは首回りの部分なので、そこに取り付けてしまうと襟がおかしくなるか らね。

よしよし、これで半衿がきれいにクロスするだろうよ……と、ここでふと閃いた。

長着の下に襦袢を着る、まあ一般的な着方をする人って、襦袢の襟=半衿が胸前でちゃんとクロスしてきれいに見えてるか、長着の襟の下に隠れてないか気になるでしょ?出先でも着崩れてないかと指でちょこちょこっと直したりとか。

ではなぜ、最初に着た時は半衿がちゃんとクロスして見えてるのに、その後しばらくすると半衿が開くというかバランスが悪くなるのか?それは、長着の襟の角度と襦袢の襟の角度にあまり差がない、あるいは長着の角度>=襦袢の角度、じゃないかなと。

.

胸前で半衿を出すには、長着の襟の角度より襦袢の襟の角度のほうが大きくないとダメなんだよ。襟がクロスしてるV字の角度で考えても一緒。三角定規ってあったでしょ。二等辺三角形と普通の三角形、あれの重ね方で考えるとわかりやすいと思うよ。

着方で角度を調整することはある程度できるけど、それよりは、もともとの襟の角度が襦袢のほうが大きかったら、あるいは長着の襟の角度のほうが小さかったら(←ここも重要)そのまま着るだけで襟の崩れを気にしなくて済むんじゃないかなと。

そう考えると、襦袢の関東仕立てと関西仕立て、オレのような体型の人は襦袢の襟が長着のおくみ状態になるので関西仕立てのほうが楽だよ、と、体型の 違いで考えてたんだけど、もう一つの目的(実はこっちが本命?)として、半衿を胸前から少し出したい人は関西仕立て、あまり気にしない人は関東仕立て、っ て使い分けてたのかも。

じゃあ実際にどうすればいいかというと、オレがやったように襦袢に襟を付け足してもいいし、めんどくさいなら半衿を縫い付ける時に襟どおりに縫い付けるのではなく、少しだけ半衿を内側にずらして縫い付けても擬似的に襟の角度を変えられるんじゃないかな。

それか、長着を仕立てる(仕立て直しする)のであれば、長着の襟がカーブし始める変化点?を少し下げるとか、うーん、こればっかりはイマイチ思いつかないけど、細工のしようはあるような気がする。仕立て屋さんに相談してみるのは一番かな。

というわけで、半衿のクロス具合が気になる人は、襟の角度に着目してはどうかなというお話でした。

1月26日その1:

この2枚の画像の袖なし羽織を比べてみておくれ。明るさの関係で色がちょっと違うけど両方とも同じ袖なし羽織。

.

右側の画像のほうが肩口が「立ってる」でしょ?

もう何年も着てるからか、袖なし羽織の肩口がぺっちゃんこになってしまって、もうちょっと形良くする方法ないかと仕立て屋さんに聞いてみたところ「接着芯を入れてみたらどうだろう」ということになって、生地屋さんで接着芯(厚手)を買ってきて入れてみたわけ。

入れるといっても、肩口の縫い目は当然ながらほどかなきゃいけない(=縫い糸を切る)し、そのあとはこれまた当然ながら縫わなきゃいけない。どうし ようかなと悩んだんだけど、まあどうせオレが着るんだし、と、接着芯入れたあとはザクザク普通に縫ってるだけというね(笑)接着芯については各自検索して おくれ。

接着芯は肩の先あたりだけ、裏地に貼り付けてある。最初は肩部分にがっつり入れて、肩口ももっと立ってたんだけど、飲み屋で「ひげちゃんの着てる上 着(袖なし羽織)、節分に神社で豆まきしてる人らが着てるやつ(裃(かみしも)のこと)っぽく見えるんやけど気のせい?」と言われたので(笑)、また縫い 目をほどいて接着芯の面積や形を微調整して今の形状に落ち着いた。

肩口の張り具合なんてどーでもいいっちゃあどーでもいいことだし、完全に好みの問題。ただ、ちょっと細工すりゃシロウトでもこれぐらいはできますよってことで。

平成31年1月2日:

新年明けましておめでどうございます。今年もよろしくお願いします。

今年は亥年なのに馬が写ってるけど、これは地元の神社の銅像なのでどんまい。この隣に去年のように干支の看板があるんだけど、なんせ写真撮影で人がいっぱい並んでたのでやめた(笑)

えーっと、手首に見える白い部分は「手甲」です。知ってる人は知ってる作業服で有名な「寅壱」のやつ。早い話が作業服屋で買ってきたやつね。

寒いから肌着は長袖肌着&股引を使ってるんだけど、長袖肌着の袖口っていずれフニャフニャになってくる(まだなってないけど)でしょ?それプラス、 ちょっとした防寒も兼ねて今年から導入。手甲自体、今まで仕事でも使ったことなかったし、最初したときはちょっと生地が固いかなと思ってたんだけど、慣れ てくるとこれがけっこういい具合。

これまた最初は屋外でだけ装着して、飲み屋とか屋内では外してたんだけど、知人が「外さなくてもそんなにおかしくないし」とのことなので今は(暑くならない限り)外さないようにしてる。

で、初詣の様子。

男性女性とも、着物着てる人はちらほらいた。特筆すべきは、一人だけ羽織袴の男性がいたこと。神社の階段を上がってるのを少し遠目で見ただけなので はっきりはわからないけど、同行者はいない(周りに誰もいなかった)し、おそらく20〜40代ぐらいの人かなと。黒紋付のようなのじゃなくて普通の羽織 袴っぽかった。

正直、おっさんおばさん(オレもな)より若い人が着てくれたほうがいいし、なにより、自分以外で羽織袴の人を見られたのが嬉しかったね。

まあそんなこんなで年も明けちゃいましたし、今年も間違いなく更新頻度は少ないと思うけど、相変わらず仕事以外は和服(着物)で過ごしてますんで、おヒマな人は覗いておくんなまし。

12月17日:

ひっ、前回の更新から1ヶ月経ってる……どんまい(おい)

ところで、2020年(=東京オリンピック開催に合わせてかな?)までにいろんな国の着物(調べたら各国カラーの振袖らしい)を作るというプロジェクトが進行中なんだとか。テレビでも取り上げられたらしいね。

うーん、何が目的なのかまったくもって意味不明。だからなんなの?って話。

和服といえば振袖。

とにもかくにも振袖。

業界人の頭ン中には振袖しかねえのかよ。

もうさ、アンタら全員、男も女も老いも若きも振袖着てたら?きっとバイブスアガると思うよ、知らんけど。

11月20日:

ちょっとお高い感じの飲食店や焼肉屋とかで、お客さん全員にナプキンやエプロンを提供するとこあるでしょ。これは単純に、お客さんの服が料理のハネとかで汚れないようにって店側の配慮だわな。

中には、そういった店じゃなくても自前で用意して使ってる人もいるけど、これもまあ、服が汚れないようにとの自衛手段というか、したい人はすればよろしい。

これは、今現在着ている服がよそ行きだとかなんとかで汚したくないからするわけで、そこに「和服洋服の区別はない」はず。

意味わかるかな?ウチではいたるところに書いてあるけど「日頃の洋服ではやらないけど和服だからこうしよう」ってのは、

あなたにとって和服がまだ「服レベル」になってないってことなんだよ。

ちょっとキツめのこと言うと、普段着着物だとかカジュアルキモノだとか、和服が洋服と同等に「自分の服」になってたらそんなこといちいち考えないんですよ。洋服を着るときにそんなこと考えながら着てますか?考える前にすでに着てるでしょうよ。

オレが「家の中で着る=部屋着」を絶対に疎かにしないのは、和服を着る人がおそらく一番気にするであろう「お洒落」がほぼ無意味な状況でも和服を着るかどうか、それでも和服を着ようとする人は、いつか必ず和服が「服」になるからなんだよね。

10月27日:

簡単に。

ウチ(オレ)は、和服が日常生活の中にほとんど存在しない現状が変わらないかぎり、

成人式や卒業式などの公的式典において和服禁止は当たり前

という考えですので悪しからず。本当に和服を着たい人は日頃からどうにかして着てるんだよ。日頃はぜんぜん見向きもしないのに、都合のいい時だけ日本の伝統が〜じゃねえよ、アホか。

Copyright (C) since 2007 バカガエル.