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角帯兵児帯共通の簡単な締め方

角帯兵児帯どちらでも可能な簡単な締め方を解説しておこう。オレは今現在、通常時も袴を穿くときもこの締め方しかしていない。

手順としては、胴体に帯をぐるぐる巻いて端っこをその中に突っ込むだけ、結ばないので結び目も存在しない。ただし、お腹に巻いてある部分の張力?を利用しているので、お腹を引っ込めて締めるというかしっかり締めないとゆるみやすい。ただ、ゆるんでもすぐ直せるのでさほど問題はないと思う。

一応言っておくと、オレは教わったわけでもなくなんとなく思いついたけど、兵児帯でこの締め方をやってる人はすでにいるような気がする。

角帯版の解説

角帯でこの締め方をするにも「手」と「垂れ」を決める必要がある。「手」と「垂れ」に関する詳細はこちらを参照。

画像の撮影上、正面で手順を解説しているけど、実際は後ろ手でも簡単にできるよ。

他の締め方結び方では「手」側をお腹にあてがってから締め始めるけど、この締め方は「垂れ」側をお腹にあてがう。

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「垂れ」を押さえながらぐるっとひと巻き。ここで「垂れ」を持って一度締めてもいい。

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あとはそこそこの力でぐるぐる巻いていくだけ。だいたいの角帯は長さが3メートル以上あるので3周はゆうに巻けると思う。仮に帯の長さやウエストの関係で3周巻けなくても問題ない。

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4周目(場合よっては3周目)はさすがに巻けなくなるので最後の〆。やりにくい人は角帯を少し回して「手」を正面へもってきてもいい。

「手」を「への字」に折り返して(画像の角帯の上下にある線に注目)、

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「手」をお腹(長着)と角帯の間に突っ込む。角度はまっすぐではなく、ちょっと斜めにするといい感じかも。「しっぽ」の長さは、短いとゆるんだ時に中に隠れてしまうことがあるので、画像の倍ぐらいあったほうがいいと思う。最終的には各自のお好みでどうぞ。

「しっぽ」が背中にない場合は「しっぽ」を上に折り返すなど動かないようしっかり持って、角帯を巻いたのと同じ方向へ回して背中側へ。

ハイ、かんせー。結び目がないので、背もたれのある椅子に深々と座っても結び目が潰れることもないし、結び目が背中に当たる違和感もない。

現在はこれにオプション?として「帯締め」を追加している。

簡単に言えばゆるみ防止。帯締めといってもそういった商品ではなく、余った生地で作った幅2センチ足らずの紐のようなもの。これがなくてもさほど問題はないと思うけど、ゆるんだような気がするなーといった感覚は格段に減るので、この締め方をするならお好みでどうぞ。

「垂れ」の位置調整とゆるんだときの対処法

後々のことを考えると「垂れ」の端っこがお腹の前あたりにあるほうがいいので、そうでない場合は折り返して位置を調整しておく。ただし真正面である必要はなく「だいたい前」でいいし、もちろん現状で前面にあるようならしなくていい。

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胴に巻いてある一番下になっている「垂れ」の端っこを引っ張り出して、端っこがお腹の前あたりにくるように折り返してやる。

調整してやったら再び中へ戻してやる。

なぜこんなことをするのかというと、貝の口結びに比べてどうしてもゆるみやすいので、その時に締めやすくするためだ↓。

ゆるんできたなと感じたら、帯に手を入れて「垂れ」の端を押さえor引っ張り、一番上になっている部分を巻いた方向へ引っ張ってやると 締めることができる。この動作をするとき「垂れ」の端がお腹あたりにあるとやりやすいわけ。

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また、結び方全般そうだけど「垂れ」の位置や折り返し分を覚えておけば、あとで調整しなくても済むし背中側で「手」を突っ込むこともできるだろう。

兵児帯版の解説

この締め方は、兵児帯だとさらに簡単。

兵児帯のどちらかの端っこをお腹の前にもってくる。端っこの幅は、兵児帯の総幅の3分の1〜4分の1ぐらいがいいだろう。適当でOK。

角帯の時と同じく、1周させたら端っこを手で押さえて一度締めてもいい。

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あとは好みの幅でぐるぐる巻いていくだけ。

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巻けなくなったら端っこを胴に巻いた中に突っ込む。変にねじれていなければ角帯のように折り返しにこだわらなくても適当でいい。

そのままでもいいけど兵児帯で「しっぽ」が出てるとイマイチなので「しっぽ」の先も胴に巻いた中に入れてしまう。

お好みで「しっぽ」が出てこないようにちょっとだけ下端を内側へ巻き込み、適度な幅に調節してやる。

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ハイ、かんせー。兵児帯は突っ込んだ場所が目立ちにくいのでオレはそのままにしているけど、気になる人は後ろへ回してもいいだろう。

(C) 2007,2019 バカガエル.